活動報告

咸臨丸子孫の会の活動や関連の催しについて報告します。
印は、会主催および会員対象の活動です。

2011年 ◎平成23年

12月4日
メールマガジン創刊
会員向けに月1回発信のメールマガジンを立ち上げた。
 
11月27日
鈴木長吉資料の熟覧と忘年会
船大工・鈴木長吉の子孫である三沢晨子さんが6月に横浜開港資料館に寄託した資料72点の一部(観光丸見取之図、木製鑑札、アメリカ土産のガラス器など)を、一般公開に先立って、西川武臣副館長の説明を受けながら熟覧した。20名参加。同館ではその後約1か月、長吉のガラス版肖像写真や観光丸スケッチ帳が展示公開された。
その後中華街にて忘年会を開いた。オランダ訪問の通訳・ガイドでお世話になった山田美弥子さんも帰省中で参加された。24名出席。
鈴木長吉が遺した資料の一部
10月29日・
30日
静岡旅行2011
富士宮人づくりの会や中野正人さん(壬生町立歴史民俗資料館学芸員)、佐々倉洋一さん(佐々倉桐太郎子孫)の協力を得て、咸臨丸や関連の史跡をたどるバスツアーを行った。初日は宝寿院(勝海舟の家)、浮月楼(徳川慶喜公屋敷跡)、清水中央図書館(徳川文庫閲覧)、壮子の墓、次郎長生家を巡った後、駿河湾フェリーで土肥に渡り、たたみの宿「湯ノ花亭」に投宿。
2日目は戸田造船郷土資料博物館(ヘダ号、ディアナ号史料)、韮山反射炉、江川邸(江川文庫咸臨丸関係史料閲覧)を地元のボランティアガイドの方々や学芸員・工藤雄一郎さんの説明を受けて理解を深めた。会員32名、その他6名が参加した。
9月24日・
25日
咸臨丸終焉140年記念のイベント(北海道木古内)
北海道・木古内の木古内町観光協会および咸臨丸とサラキ岬に夢みる会の主催で、咸臨丸終焉140周年記念式典、記念講演会、シンポジウム「咸臨丸全国まちづくりサミット」が開催された。町民朗読劇「永久(とこしえ)に、咸臨丸」が上演され、子孫の会からも6名が出演して劇を盛り上げた。この一連の行事に会員38名が参加した。
朗読劇の一場面
写真提供=咸臨丸とサラキ岬に夢みる会
7月2日~
10日 
「あこがれ」四国一周航海
帆船「あこがれ」の訓練航海に会員3名が参加。塩飽本島、土佐清水(ジョン万次郎資料館)に上陸。藤本幹事が船内特別講義の講師をつとめた。
5月14日
第13回咸臨丸フェスティバル(横須賀市浦賀)
式典などに会員18名が参加。One Dayミュージアムの咸臨丸展示では、「咸臨丸太平洋横断」と「福沢諭吉」がテーマとなり、展示制作・解説執筆に協力した。
3月11日
東日本大震災
石巻市の会員約10名が被災された。アメリカから濱口興右衛門が持ち帰った柱時計(第7回総会で披露された)が、保存していたご子孫の家ごと津波で失われた。奇跡的に流失を免れた本間英一さんの土蔵の保存のため、微力ながら会員も協力した。
2月6日
第13回総会 
浅草の隅田川沿いにあるアサヒビール吾妻橋ビル22階のレストランで開催。完成間近の東京スカイツリーの眺望も楽しむことができた。総会は前年度の活動報告が盛りだくさんだった。会員78名出席。
浅草吾妻橋のレストラン前にて
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