活動報告

咸臨丸子孫の会の活動や関連の催しについて報告します。
印は、会主催および会員対象の活動です。

2013年 ◎平成25年

11月3日・4日
阪神歴史ツアー
地元に詳しい藤本会長ならではの企画・案内による史跡巡り。バスで大和屋弥七邸(近藤長次郎の妻お徳の実家)、大阪勝塾跡、適塾、花外楼、五代友厚邸宅跡、川口船手奉行所跡、大阪開港の地、安治川開削の碑、新錦番船出発の地、圀津橋、旧土佐藩蔵屋敷跡、北堀江二番、三軒屋船囲、天保山にて菱垣廻船の3分の1模型、西宮砲台などを見学。その後神戸酒心館にておいしい日本酒を飲みながら昼食をとり、ノーベル賞の授賞式で世界的に有名になったこの醸造元のお酒を購入した人もいた。
午後はあいにくの雨となったが、網屋吉兵衛顕彰碑、神戸海軍操練所跡、海軍営之碑・陸奥宗光顕彰碑を見学し、有馬温泉の「旅籠」に投宿した。このツアーには北前船研究会の方が参加され、大倉さんのご先祖大倉幸三郎とのつながりがわかるという新発見もあり、大いに盛り上がって温泉と料理を満喫した。総勢20名参加。
 
10月5日~
11月4日
瀬戸内国際芸術祭2013
塩飽諸島がこの芸術祭に初参加し、本島のオープニングセレモニーでは藤本会長が祝辞を述べた。咸臨丸のモニュメント(アート作品)は3年前から企画されて公開展示された。咸臨丸子孫の会や地元の会員も準備や運営に尽力した。
 
10月5日
幕末江戸散歩2013
咸臨丸子孫の会初の都内歴史散歩。菊池牧人さん(幕末史研究会)の詳しい案内で、築地6丁目の「軍艦操練所跡」の案内板、波除神社(かつて講武所の敷地に近接)、魚河岸水神社(明治維新後海軍用地となる)、海軍の旗を立てた「旗山」の石碑、国立がん研究所の敷地内の「海軍兵学寮跡」と「海軍軍医学校跡」の石碑を見学。
午後は台東区三ノ輪の圓通寺へ。彰義隊の遺体を荼毘に付し、遺骨を合葬してある。また上野戦争の弾痕が残る上野寛永寺の黒門が移築されている。次に上野の山へ戻り、黒門のあったあたり、彰義隊墓所、清水観音堂(佐賀藩の砲弾を張り付けてある)などを見学し、懇親会で締めくくった。会員は12名参加、幕末史研究会からも4名の参加があった。
東京・築地6丁目の軍艦操練所跡の案内板
7月15日
第10回勝海舟フォーラム
東京・墨田リバーサイドホールでの「10周年記念パネルディスカッション」では、パネラーとして榎本武揚子孫・榎本隆充さん ジョン万次郎子孫・小西圭さん、坂本竜馬子孫・坂本登さんが登壇し、司会は勝海舟子孫・高山みな子さん。14名の会員が参加した。
 
4月27日
第15回咸臨丸フェスティバル(横須賀市浦賀)
横須賀市主催。例年通りの式典の後、子孫と語るコーナーがあり協力した。会員参加20名。
2月2日
第15回総会
東京・神田の学士会館で開催。定例の議案のほか、これまで懸案となっていた会則の制定および役員の交代が提議され、承認された。役員交代は、前年秋の事務局長の辞意表明にともなって役員体制を見直したもので、新会長(第3代)に藤本増夫氏のほか、事務・編集・広報・西日本地区をそれぞれ担当する幹事の就任が承認された。また会計方幹事の後任も承認された。出席者52名。
総会後の懇親会では、あさくらゆうさんが川崎尚之助(新島八重の最初の夫)の資料発掘について話し、ご子孫の川崎修さんがその事情をユーモアたっぷりに語った。次いで大倉幸三郎の子孫・大倉信明さんが、幸三郎に関する明治期の公文書発掘やアメリカ土産の英国製洋皿を披露した。
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